
ダイエットは地道で、すぐに効果が表れなくて、どうしても挫折してしまう。
すぐに効果が法しい!と考えていませんか?
この記事で紹介する『ヨーグルト断食』を実践すると、1週間で誰でも簡単に2~5キロほど痩せることができます。
・・・この話、実は裏があります。
皆さんには、私の失敗談と、正しいヨーグルト断食の方法をお伝えします。
私が行った1週間ヨーグルト生活
私は、1週間のうち5日3食すべてヨーグルトを食べ、残りの2日は固形物を避けた食事で過ごしました。
ヨーグルトはフルーツの入っていない、プレーンなものを食べつづけました。
この一週間どのように変化したか、見ていきましょう。
ヨーグルト生活中の変化
1日目、2日目は変化なし。
1、2日目は体調などに変わりはなく普段通りでした。ただ、ヨーグルトだけでは物足りません。
3日目、4日目には2kg痩せた
腸が活発に動いたようで、体の老廃物が流れた感じでした。
ヨーグルトしか食べていないので、足元がふらふらしたり、常に空腹で体調が悪くなりました。
5日目は耐えられず、ヨーグルトにグラノーラを入れる
5日目にもなると、さすがに栄養が足りず、全然頭が回らなくなりました。
恐ろしくなり、グラノーラを入れて食べることに。
この頃には、お通じもありません。腸の中は固形物などなくほぼ空っぽだったはずです。
6、7日目は普通の食事に戻していく
固形物を避け、一食おかゆにしたり、徐々に食生活を戻していきました。
胃のサイズも小さくなっているので、胃がびっくりしないように小食にしました。
結果として3.5Kg痩せた
痩せたからいい、というものではありません。
この後私に起きた、影響をご紹介します。
ヨーグルトダイエット後の影響
生理が止まった
無理な食事制限、短期間での急激な体重変化のせいで、私は5か月間生理が来なくなりました。
病院に行き、薬をもらったり、検診を経て、やっと生理が来るようになりました。
男性の方は関係ないと思うかもしれませんが、男女問わず1週間の断食には必ず体に大きな負担がかかります。
絶対に無理な食事制限はやめてください。
低体温になった
これはヨーグルト断食中にエネルギーになるものを摂取しなかったことが原因になっていると思います。
もともとは36.5が平熱だったのが、35.0くらいに下がり免疫力が下がりました。
(低体温になった原因は本当にヨーグルト断食のせいか分かりません。私の私見です。どうか、無理な食事制限はしないでほしい!)
むしろ太った
ヨーグルト断食では、結局のところ腸に溜まっていた便を出したから痩せたように見えるだけなんです。
脂肪がそんな簡単に落ちるわけがないんです!数字に惑わされないでほしい。
しかも、これはリバウンドします。絶対に。
そして1週間もきつい食事制限をしているので、体が栄養を取り入れようとするため「痩せにくいからだ」になってしまっているんです!!!
本当に正しいヨーグルト断食
期間は長くても1日か2日
断食の効果は胃や腸を休ませることで腸内環境を整え、溜まった老廃物を出すためのものと考えてください。
1日程度でも十分胃腸は休まります。また、1日であれば免疫効果を高めてくれます。
短期間でいいということです。1週間は長すぎます。
断食の前日の食生活
断食前日の夜は、量も普段よりすくなめにしましょう。
他にも油ものを避けたり、アルコールなどを控えるようにしましょう
これは断食の効果(腸内環境を整える)を上げるためです。
断食の当日
ヨーグルト断食の場合はヨーグルトのみを食べ、しっかりと水分補給をしましょう。
断食の場合は、固形物をとらないので水分のみを摂ります。
個人的には、休日に行うほうがいいと思います。仕事がある日、学校がある日など活動する日の断食はオススメしません。
翌日は回復食を食べる
回復食とは、断食後に食べる胃腸にやさしい食事です。
朝や昼にはフルーツ、みそ汁(具なし)、おかゆなど、を食べましょう。
夜もできるだけ肉や魚といった胃腸に負担がかかるものではなく、野菜などを7分目程度に食べます。
まとめ
1週間のヨーグルト断食ダイエットは、本当に危険です。
体に悪いので、絶対にしないようにしてください。
でも、プチ断食は胃腸を休めるという点で効果的なので、体の調子を整えるという意味で行ってみるのはいいとおもいます!
正しい食事管理で、美しく痩せましょう!