
よくこんな話を聞きませんか?
20代のうちに、
『お金をもっと貯めていればよかった』
『お金をもっと使っておけばよかった』
『お金のことをよく考えておけばよかった』
20代のうちにしておきたかったことの上位によく『お金』の話がランクインします。
これから後悔して生きるのでなく、今から私とお金の知識付けませんか?
というわけでこの記事では、私のお金の勉強に付き合っていただきます。
記事を読み終えると、身の回りの生活を変えたくなるはずです。
貨幣の3つの機能
まずは、学校の社会の授業で一度は習ったことがあるであろう3つの機能から!
交換手段
皆さんが真っ先に想像するお金の機能は、交換するための手段なのではないでしょうか?
まさにその通りで、物を買うとき、売るとき、必ずそこにはお金が関わってきます。
昔はお金でなく物同士の交換が行われていたそうです。
でも、欲しいものといらないものがぴったり一致して、お互いに交換しあえることってなかなかないですよね。
貨幣を作ることで、自分の欲しいものと交換できるシステムができたということです。
価値の保蔵手段
貨幣を作れば、物々交換のようにかさばりませんし、保存が効きます。
要は、いざというときのために保存することができるということ!
確かに、お金が期限付きのポイントのように消えてしまうものなら毎日とても不安ですよね。
貨幣作ってくれてありがとう(切実)
価値尺度
同じTシャツでも、ブランド物なら1万円の値が付いて売られたりします。
「ブランド」や「デザイン」「素材の良さ」などを基準に、このTシャツにはこのくらいの価値がある、と示す指標になるのが貨幣の役割です。
お金が価値を見える化してくれているんですね。
とにかく現在の生活では、お金(貨幣)がないととても不便。
お金を必要とする動機って?
これはケインズ経済学の基礎に当たるお話なのですが、
人がお金を欲しいと感じる時には、いろいろな動機があります。
取引動機
交換手段として、お金を持とうとする動機のこと。
これはすぐに使う(交換する)ことを想定したお金なので、流動性が高いです。
経済活動の活発さに比例するとも言えます。
皆さんもご飯を食べるため、モノを買うためにお金が必要だからお金を稼いだりしますよね。
予備的動機
予期せぬ出来事のためにお金を蓄えておこうという動機のこと。
これは、もしもに備えるものなので、不確実性と比例します。
子供が生まれたときのために、病気になったときのために、天災に備えて…など、
私たちの身の回りで起きうる予期せぬ出来事のためにお金を備えておくことはとても大切です。
投機的動機
金融資産の選択肢のひとつとしてお金を保有しようとする動機のこと。
お金は安全な資産なので、お金を持つことで資産価値だ減る可能性を減らします。
投機的動機を言い換えると「投資のための動機」とも言えます。
私たちが身に付けるべき力
お金がなぜ必要か、なんのためにお金を持つのかを学んできました!
私たちはお金を貯める、運用する力が必要と気づけたのではないでしょうか?
でも少し難しくて少し身近に感じにくい内容でしたよね。
私たちができる「お金」への働きかけ方については、
他の記事で詳しく解説していきます。
それでは次の記事でお会いしましょう!